瀕死のライオン像

 山の手のルーヴェン広場の岩肌に刻まれている瀕死のライオン像です。これはフランス革命のさなか、フランス国王ロイ16世の警護に当たっていたスイス人傭兵786人がパリのチュイリー宮殿で殉死したため、それを悼んで彫られたもので、心臓を射抜かれたライオンの表情は、スイス人の悲しみを表現しているといわれます。

 今回は、時間がなくここまで足を伸ばせませんでしたが、前回訪れた時、印象に残っていましたので、ここにご紹介した次第です。