エピローグ

 

今回、18年前のこの「香港・広州・桂林編」をホームページにアップしようと思い立ったのは、偶々、当時、ワープロに記録しておいた旅行記が見つかったからです。

この当時の私はまだ現役で、訪問地について事前に下調べする暇もなく、それに海外旅行もやっと3回目の初心者で、ミーハー的感覚から抜け切れず、今回読み返してみて、まったく幼稚な内容、記述に終始しており、赤面せざるを得ません。

できれば大幅に書き直したいところでしたが、もう当時の記憶は忘却の彼方にあり、ま、これはこれで当時の自分を赤裸々に出すのも一法かと思い、あえてありのままの原文をご紹介した次第です。

 

当時、まだ中国では、ホテルも空路もまだコンピューターが導入されておらず、すべて人力による管理であったため、予約自体が十分機能しておらず、そのため、宿も早い者勝ちで、下手をすると泊まれなくなるため、現地到着後はなるべく早い時間にホテルにチェックインする必要があったわけです。

航空機の時間管理もまた然りで、桂林では広州からの観光客を帰路のことは考えずに受け入れてしまうため、いざ、帰る段になると、満席になってしまい、予定のフライトに乗れないことが多々あり、今回もその影響を蒙った次第です。

 

今回は、写真も人物中心のものが多く、参考に資するような記述も少なく、極めて内容の薄いものとなってしまいましたことを深くお詫びいたしますとともに、この超拙い旅行記を最後までご覧いただき、誠に有難うございました。

 

平成17729

 

      野口 敏夫

 

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