5日目

92日)

 

5時起床。支度を整え、ホテル内レストランへ。(6時〜630)

640分、バスで空港に向かう。

説明: 説明: hkk5-17時、桂林空港着。しばし空港前の広場をひとり散策する。我々の泊まった離江賓館の大きな立看板があったので、カメラに収める。ところがカメラの調子がおかしくなり、進まなくなる。巻き戻しも不可。どうやら電池切れらしい。予備の電池は持ってこなかった。弱った!

740分、集合がかかり、ここで後発組9人のうち3人が一番機で行けることになり、希望者は申し出てほしいという。すぐ一組の夫婦が手を上げたので、残るはあとひとり。と、「それでは私も皆さんとご一緒に」と、なんと私の妻までがそっちに加わることになった。ま、善意に解釈すれば、もしどちらかの飛行機が落ちた場合、一人は残ったほうが、残された子供らにとっては不幸中の幸いなのかもしれない。

一番機を見送った後、残った連中で、空港付近を写真を撮ったりしながら、ぶらつく。もっとも私のカメラは動かないので、もっぱら撮られ役(?)だったが-----

予定出発時間(9)25分前になったので、空港待合室に戻る。しかし、我々の乗るべき飛行機の到着が大幅に遅れたため、それからが長かった。この間、ガイドの王さんと談笑したり、ウインドウ・ショッピングなどで時間をつぶしたが、それにしても待ちくたびれた。

940分、やっと搭乗。3302便で、奇しくも来た時と同じ飛行機であった。座席は3Bで、ガイドの王さんと並んで腰掛ける。

952分、離陸。王さんが窓越しに指差すほうを見ると、、離江賓館がはっきり見えた。

1042分、広州・白雲空港に無事着陸。直ちにタクシー2台に分乗し、広州市内へと向かう。自分は男性二人と大阪組中国人ガイドと一緒だった。

1115分、越秀公園内にある広州博物館に着き、やっと先発組と合流するも、カメラは使えなくなるは、1番機からはあぶれるは、で、まさに踏んだり蹴ったりで、うつろの目での見学に終始し、ここでは何も印象に残らず。

1145分、出発。バスの中で王さんから「今夜、本格的な広東料理をご希望の方は、追加料金4000円で-----」との示唆あり。日本でなら30000円はするとのことなので、迷わず手を上げる。

12時〜1335分、大三元酒家という店で昼食。今回は、これまであまり馴染みのなかった人たちと円卓を囲む。話が弾んで愉快であった。

 

説明: 説明: hkk5-21340分、出発。1355分〜1440分、陳氏書院を見学。

ここは中国でもっとも保存状態の良い南方様式の建築物で、複雑に構成された独特の書院は現在では非常に貴重な存在とか。南方貴族の生活風景がしのばれ、興味深いものがあった。

ここで、可愛い花瓶が目に付いたので、10元で購入する。

 

 

説明: 説明: hkk5-3-2次に訪れたのは六榕寺。(1450分〜1520) 1400年余りの歴史をもつ古寺である。その昔は宝荘厳寺と呼ばれていたが、宋代の詩人、蘇東坡によって六榕寺に改められたとか。

見ものは境内にある花塔で、高さ57.6m、外面9層、内部17層という不思議な造りだ。白い壁に赤い屋根の配色が美しい。もとの名を舎利塔といい、仏陀の骨を納めたところとして尊ばれてきたらしい。

入場料0.5元を払い、義弟と塔の最上階まで登る。女性3人組のひとりKさんが途中で足がすくみ、へばりこんでしまったのは気の毒。自分も決していい気持ちではなかったが、何とか頑張って到達。市内を一望でき、まずは満足であった。

(右の写真は、クリックすれば拡大できます)

 

1525分、出発。途中、前方に車が故障しているのが見えたが、ガイドの黄君によると、警官に見つかると、運転手は1分間につき5元の罰金を払わされるとのこと。だから早く直そうと必死なのだろう。

1545分、再び白雲賓館に入る。部屋割りが決まり、鍵を渡され、16時、2329号室へ。3日前の部屋よりもやや狭い感じ。シャワーを浴びて着替えた後、1階の売店に行き電池を買う。これが凄く安い! 単310.2(8)である。4個買い、部屋に戻って、早速カメラの電池を入れ替える。安すぎるので、心配したが、大丈夫、ちゃんと動いた!

1735分〜1815分、夕食までの間、初めて妻とホテルの売店街や付近を散策。

1820分、バスで夕食に出発。1855分、陶陶居着。ここは、広州で最も古い茶楼で、100年近い歴史をもつとか。かつては魯迅や巴金などの文人たちが文学論を戦わせながら飲食した店だという。

説明: 説明: hkk5-4特別室で、例の7人にあと3人を加えた10人で1テーブルを囲み、本格的な広東料理に取り組む。アルコール類は、ビール、マオタイ酒、ラオチューの3種が飲み放題。料理の盛り付けはすべてウェイトレスがやってくれ、自分では取らない。メニュ表がひとりづつに渡され、最初に子豚の丸焼きが出てきたのにはびっくり。終わり近くには添乗員のI氏も加わり、一気飲みや歌が出るなど大いに盛り上がり、中国最後の晩餐を大いに堪能した。

 

2130分、帰路につく。ガイドの黄くんが「星影のワルツ」を、またスルーガイドの王さんや添乗員のIさんもそれぞれ歌い、客のIさんや義弟までもが歌わされる羽目になる。

2150分、ホテルに帰着。その足で、通りの向かい側にあるホテル、北園酒店の売店に水虫の薬を買いに行く。このホテルで両替したところ、1000円で、27元2角7分渡された。桂林の時よりだいぶ率がいい。

2230分、部屋に戻る。トイレに紙がないので、前に2度も頼んでおいたが、まだ補充していない。再三、頼みに行く。今度はメイドがついてきて、確認し、やつと持ってきてくれた。

再びシャワーを浴び、テレビで歌番組を見た後、2315分、就寝。

 

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