第1日目

(3/29)

成田 → テヘラン

 

 1255分、成田空港第2ターミナルの出発フロアに集合。

参加者は16名。自分が締め切りぎりぎりで申し込んだときは12番目だったが、その後更に4名が増えたらしい。16名ともなると、使用するバスが大型でないと困るな、といささか不安になる。長期のツアーなので、ひとり2座席を確保したいもの。それにはバスが大型でなければならない。

パンフレットには通常33人乗りを使用するとあったが、最前列は添乗員やガイドが使用するので、実質は29名分。やれやれ、それではひとり2座席は無理か。

添乗員のR.Iさんは、30歳前後のポパイを思わせるたくましい男性で、歯切れもよく、頼りになりそうな青年なり。早速バスの大きさを聴いてみたが、現地に着いてからでないと分からないとのこと。

メンバーの構成は、夫婦参加が3組、女性の友人同士が1組、あとは単独参加で、総勢では、男性9名に対し、女性は7名。やはり、イランというと女性の一人参加は不安を覚えるためか、たった2人であった。

 

説明: 747-spさて、1532分、予定より30分ほど遅れて、イラン航空801便にて、成田空港を飛び立つ。

驚いたことに席は半分ほど空いている。このまま行ければ好きなところに座れると、移動したものの、寄港地のソウル・仁川空港で、どやどやと大勢の人が乗り込んできて、結局は満席に近い状態になり、元の席に戻らざるを得なくなった次第。

それにしても、韓国でこんなにも乗ってくる人が多いとは、韓国経済の発展ぶりを垣間見た感じであった。

 

客席乗務員は、男性の服装は他の航空会社の人と変わらないが、女性はやはり皆チャドルを被っていた。

これはイラン航空独特のものなので、写真を撮らせてもらおうと思ったが、ものの見事に断られた。

 

目的地のイランの首都、テヘラン・メヘラバード国際空港には予定より約1時間遅れ、日付の変わった翌3/28の0時19分に着陸。

現地スルーガイドのディバン氏に迎えられ、両替を済ませて、専用バスに乗り、市内のホテルに入ったときは既に午前2時になろうとしていた。日本との時差は4時間半あるので、日本ではもう朝の6時半である。やれやれ初日から強行軍になってしまった。

 

ただ、幸いなことにバスは大型の45人乗りで、ずっとこのバスを使用するという。これは助かったとやや気分を良くするも、旅装を解いて、シャワーを浴び、ベッドに入ったときは、既に3時を過ぎていた。

 

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