機内にて

 

帰路の機内で、素晴らしい客席乗務員に出会いました。

その人は日本人女性で、どんなお客の頼みも、常に笑顔を絶やさず、聴いてくれ、その細やかな気配りは、見ていて実にすがすがしく感じました。

他のイラン人の乗務員が男女とも事務的な対応だったので、余計目立ったわけです。

ちょうど隣にいた添乗員さんも思いは同じとみえ、我々のところに来たとき、声をかけ、寸談後、写真を撮らしてもらいました。

彼女、以前はキャセイ航空に勤務されていたとか。同社は貴重な人材を失ったことになるね、とは我々の一致した意見でした。

たまたま、私のデジカメは空容量がなく、添乗員さんのカメラで撮ってもらったのが右の写真です。

イラン航空では、やはり女性乗務員は最低限こうした被り物の着用が義務付けられているようです。

ともあれ、帰路、このように美しく爽やかな客席乗務員さんに会えたので、いささかなりとも疲れが癒された思いでありました。