大失敗

 

私のカメラは、いつも通常使うカメラのほか、不測の事態に備え、必ず予備のカメラを携行することにしている。いずれもコンパクトサイズのデジカメであるが、写真のないホームページは無味乾燥になってしまうため、それだけカメラには神経を使っている。

今回も、出発前夜に2台のカメラの電池をチャージし、電池切れにならぬよう配意したつもりであった。

ところが、本日、山上の垂訓教会の観光を終え、バスに戻ったところで、予備のカメラをチェックしてみたところ、一向に起動せず、おかしいなと思って開けてみたら、何と電池が入ってないではないか。なんと、電池をチャージしたまま、カメラに戻すのを忘れてきたらしい。

まだ4日目が始まったばかり、果たして今使っているカメラだけで間に合うかどうか、枚数のほうは画像サイズを落とせば何とかなるものの、電池のほうが心配であった。

というわけで、以後はモニタ再生を極力省略するなど、薄氷を踏む思いであったが、偶々、そのカメラは長寿命電池をセールスポイントとしているものだったので、何とか最後までもった(562)のは幸いであった。

ちなみに、10日目に帰国し、成田から帰宅する途中の電車の中でモニタ再生中に電池切れとなったが、それにしても実に危ういところであった。