ハイファ

美しさの象徴として聖書にうたわれるカルメル山の裾野に広がる港町ハイファ。特にその夜景は、サファイヤの海に浮かぶダイヤモンドにたとえられる。天然の良港に恵まれ、古くから交易港として栄えてきたが、19世紀初頭のハイフア〜ダマスカス鉄道の建設と、イギリス委任統治下での港の大改造によって一大転機を迎える。

ハイファは現在、中東最大の国際貿易港を擁するイスラエル第3の都市であり、ハイテク産業、重化学工業の中心地でもある。