メギド

エジプトから地中海に沿って北上してきた海の道がハイファの手前でカルメル山系の南端を横切り、エズレル平原に出たところに位置する古代要塞都市メギド。その地勢的重要性から数知れぬ戦いがここを舞台に展開され、ヨハネの黙示録では最終戦争の舞台として「ハルマゲドン」(ヘブライ語でメギドの丘)の名で登場している。

今世紀初頭以来、数度にわたって行われた発掘調査で、先史時代から紀元前6世紀に至る20の文化層が確認されている。