4日目

114日)

ルアンプラバン終日観光

 

 早朝、ホテルから車で20分ほどのところにあるバンノン地区まで行き、僧侶の托鉢風景を見学しました。

 街角には男性一人と女性3人の篤志者がそれぞれ食べ物の容器を持って待機していましたが、程なく僧侶たちが整然と一列になってグループごとに次々とやってきました。年少のグループもあれば、年配のグループもあり、その托鉢の様子は、施すほうも受けるほうも、手馴れたもので、仏教に根ざした日常行事の一環といった感じでした。

 見学者には我々のほか、ポルトガルやドイツの観光客の姿も見られました。

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説明: takuhatsu

 一旦ホテルへ戻って朝食後、再び観光に出発、まずはメコン川とその支流であるカン川との合流点で写真ストッ説明: mecon&kanプ。

 右の写真で、川の色の違いがお分かりでしょうか。

 向こうの茶色がかつているのがメコン川で、手前の青みがかつているのが支流のカン川です。

 メコン川のほうは各支流から堆積物が流れ込むので、やはり汚れてしまうということでしょうか。

 その点カン川のほうは、支流そのものの堆積物だけなので、比較的澄んでいるということですね。

 どうぞ拡大してその違いをじっくりお確かめください。

 

 次に訪れたところは、「世界遺産」ルアンパラバンのシンボル、ワット・シェントーン(寺院)

 

説明: w建立は1560年までも遡り、今なおラオス一の美しさを誇る寺院だそうで、本堂の末広がりの屋根が折り重なるようなデザインが優雅で荘厳な印象を与えていました。

 

この寺院にはこんな言い伝えがあるそうです。

 昔、この場所にはチャンターパニットという商人の家がありました。彼はルアンプラバンに塩をビエンチャンから船で運んで商売を始め一財を築きました。彼の死後、ルアンプラバンの人々の生活を支えた業績をたたえ、当時のセタティラート王がこの場所にこの寺院を建てたという話です。

 

そのほか、印象に残ったのは、本堂背面の壁に装飾された「マイ・トーン(黄金の木)」で、かつてここに立っていたと伝えられる高さ160mの大樹がモチーフになっており、仏教に関する物語がモザイクで表現されていました。(下左)

 更に、敷地内の葬式館には1960年に行われたシーサワンウォン王の葬儀で使われたといわれる祭壇がありましたが、金がふんだんに使われ、葬儀の盛大さを髣髴する豪華なものでした。(下中央)

 また、その外壁には、それは見事なレリーフがあり、描かれている絵の意味合いはわかりませんが、非常に印象に残りました。(下右) どうぞ、拡大してじっくりご覧ください。

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 ワット・シェントーンを後に、付近のボート発着場から小船に乗り、まずはメコン川を遡り、酒造りの村として知られるサンハイ村へ向かいました。

説明: mekong メコン川は東南アジア第1の大河です。中国のチベット高原東部が発源で、山系の走行に従って南東流、のち南流、中国雲南省およびラオス・タイの境を流れ、カンボジアを貫流し、ベトナム南部で南シナ海に注ぐ、全長実に4350kmにも及ぶ国際河川で、ラオス国内だけでも1865kmにも及んでいます。

 この大河を遡ること70分余、行き交う船もほとんどなく、風を受けながらのミニクルーズはのんびりとして実に心地よいものでした。

 

説明: sanghai サンハイ村ではラオスの焼酎である「ラオラーオ」を製造しているところを見学しました。

まずもち米を精米し、ドラム缶で蒸留して2週間寝かせるそうです。

ラオラーネはもちろん販売しており、試飲もできましたが、アルコール度55度とは、いささか強すぎました。

ここでは、酒類のほか、織物や小物など、屋台を連ねて売っていました。

 

サンハイ村見学後、再び小船に乗り、更に30分ほど行き、本日の観光の目玉であるパークウー洞窟に着きました。

ここは、メコンがウー川と合流する地点にある洞窟でラオスではもっとも聖なる地といわれているとか。洞窟は2ヵ所あって、川に面した切り立った崖にくり抜かれた洞窟をタムティン(下左、中)、そこから坂と階段を15分ほど登ったところにある横穴をタムプン(下右)と呼び、両者を総称してパークウー洞窟というそうです。

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タムティンは、さして広くない空間のありとあらゆるところに4000体以上の仏像が置かれているさまは日本の五百羅漢のような雰囲気でした。

またメコン川を見下ろすアングルに仏像が並ぶ姿は圧巻でした。

一方、タムプンは、真っ暗な洞窟の中に仏像が点在しているので、懐中電灯持参で入りましたが、よく見ることはできず、むしろその入口の神秘的な雰囲気に見るべきものがありました。

 

この日の昼食は、ホテルの従業員が運んできてくれたピクニックランチを洞窟前の東屋みたいなところでとり、来たコースを同じ小船で下り、15時少し前にルアンプラバンの船着場に帰着しました。

帰路は流れに沿って進んだためか、乗船時間は1時間ほどでした。

 

説明: w次に訪れたのは、ワット・ビスンナラート。別称ワット・マークモー(スイカ寺)です。

1513年にビスンナラート王によって建てられた寺院ですが、1887年に中国のホー族の侵入を受け破壊され、現建物は19世紀末に再建されたものだそうです。

この寺院がスイカ寺と呼ばれるのは、本堂の向かいにある塔(タートパトゥム)が、ちょうどスイカを上半分に切りとったような形をしているからだとか。(右写真)

 

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本日最後の見学場所はパーン・パノン。織物の村です。

ここは、アジアで一番美しいといわれるラオスの伝統的な織物を造っている村だそうです。

織物作業は女性の役目と決められているらしく、店の裏では女性が織機で布地を織っていました。

店の中は売り場になっていて、売り手のお姉さんたちはなかなか商売熱心な人たちでした。(左写真)

 

これで本日の観光はすべて終了し、ホテルに戻って入浴後、隣のレストランにて夕食しましたが、この日は5時起きでやや疲れていたので、帰室後、フロントに電話してマッサージを頼みました。

21時からたっぷり1時間かけてやってくれましたが、料金はなんとたったの200バーツ(550)でした。改めて人件費の安さを再認識しました。

 

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