セブ島・セブ市の概況

 

 セブ島Cebu Island

フィリピン中部の島で、東はボホール島とレイテ島に、西はネグロス島に対する。南北に細長く全長217km、最大幅は32km。山がちな地形で、最高点は標高670m。海岸部の肥沃(ひよく)な平地ではタバコ・サトウキビ・綿花・コーヒー・トウモロコシなどを産する。また、石炭と銅の埋蔵量は国内第一である。おもな産業は衣料品製造・陶器・精糖など。近年は島全体をとりかこむサンゴ礁が、多くの観光客を集めている。島の面積は4422km2。中心都市は西岸のセブで人口は61417(1990)、周辺の小島をふくむセブ州の人口は2646000(1990)。

 

セブ市Cebu City)

Queen City of the South」の愛称で親しまれるセブ市は、フィリピン最古の歴史を誇り、国際空港を備えたフィリピンの第二の玄関都市。南北に細長いセブ本島を中心とした167の島々には近代施設が整ったリゾートが数多く存在しフィリピンの屈指の避暑地として知られている。