第1日目

(8月29日)

 

5時起床。義妹夫妻の迎えを受け、7時05分、車で出発。運転する義弟も成田まで車で行くのは初めてとか。道路地図と標識を頼りに行き、8時40分、成田空港着。

義弟が車を預けてくるのを待ってターミナル内に入り、Cathay Pacific航空代理店のカウンターを探す。915分、奥まった所にあるのをようやく見つけ、手続きをとる。(出国記録表・香港入国記録表・傷害保険証の受け取り、空港施設使用料の支払いなど)

930分、バッグを預けた後、まだ時間があるので、ロビーでコーヒーを飲み、時間をつぶす。

1015分、代理店カウンター前に再び集合。本ツアーは総員23名であった。担当者からの説明後、航空券を渡される。次いで出国の手続きを終え、次いで手荷物検査。なんと警報が鳴ってしまい、中身を調べられる。原因は携帯用のTelescopeにあったらしい。

説明: 説明: h61055分、CX501便(Boeing747-300)に搭乗。1115分離陸する。程なくお絞りがサーブされ、スチュワーデスが食前酒の注文を聴きに来る。「マンハッタン」と言ったら、運んできたワゴンにはなく、10分ほどして持ってきてくれる。次いで昼食。”Beef or Sakana?”と聴かれたので、”Beef”と答える。ワインは赤を頼み、食後にはコニャックのサーブもあり、エコノミーながら、まずは充実した機内食であった。座席は、配膳室のすぐ横なので、あまり良いとはいえなかったが、スチュワーデス同士のやりとりが見られ、かえって面白かった。

香港に近づいた頃、時計の針を現地時間に合わせ1時間遅らす。

1430分、香港(啓徳)国際空港に着陸。税関手続き、機内預けバッグの受け取りまでは比較的スムーズに行く。両替所があったので、とりあえず10US$を香港ドルに取り替える。74H$だった。

ところが、待ち合わせ出口を間違えたため、集合場所を探し出すのに手間取ってしまう。そのため、現地ガイドによる氏名確認を受け、バスに乗り込んだ時は最後のほうの組となり、座席も最後尾しか開いていなかった。そして同じく出口を間違えた女性3人組と一緒になる。

1530分、バス発車し、香港見物に出発。ガイドは、戦前に日本に居住したことのあるという、王民夫という60歳ちょっとと見えるベテランガイドで、まずは自己紹介あり。

説明: 説明: h5さて、最初の観光スポットは懐かし()のタイガー・バーム・ガーデン。1540分、着いてすぐ、極彩色のけばけばしいつくりをバックに全員の記念写真に協力させられる。ここはすっかり俗化してしまっており、18年前に来たときより、一層どぎつくなっていた。

早めにバスに戻り、16時出発。20分ほどで、ネイザン通りのホテル “Holiday Inn Golden Mile” に到着。程なく部屋の割り当てを受け、キーを渡される。チップ用にフロントで10H$紙幣を1H$コイン10枚に両替し、729号室に入室、30分ほどくつろぐ。

1710分、再びツアーバスで出発、香港島に渡る。九竜〜香港島間 1800m、以前来たときは船で25分かけて渡ったものだが、今は海底トンネルでたったの2分で行けた。途中、紫羅蘭山の中腹で10分間の眺望を楽しんだ後、映画「慕情」で名高いレパレス・ベイに着く。

三方を緑に囲まれた遠浅の青い海、白い砂浜。写真を撮りつつ、15分ほどビーチを散策する。夕方のせいか、海水浴客もまばらで、のんびりとした感じであった。

紫羅蘭山中腹からの眺め

レパレス・ベイにて

説明: 説明: h4

説明: 説明: h3

 

1820分、出発、西に向かって走ること20分、水上生活者の根拠地、アバディーンに到着。夕闇の迫り来る中、まずはこれから訪れる予定の水上レストラン ”Jumbo” をバックに全員で記念撮影。イルミネーションで彩られ、まるで不夜城のようだ。

さて、艀に乗って100mほど行き、1850分、船内へ。内部は豪華絢爛、見事な中国装飾で目を奪わんばかり。10人ほどでひとつの丸テーブルを囲み、イセエビ、クルマエビなどで、ウェルカム・ディナーを楽しむ。ビールのほか、マオタイ酒も飲みたいが、妻も義妹も下戸なので、二人で大瓶1本は多すぎるかと、義弟と話していたところ、隣に座っていた女性(例の3人組の一人)が、私たちもご一緒させてください、とのこと。喜んで承諾し、皆で乾杯する。外は雨になったようだ。食事が一段落したところでトイレに立つ。レストランの中にも番人がおり、2H$取られた。

説明: 説明: h120時終了、外へ。幸い雨は止んでいた。再び艀でバスへと戻る。

いよいよ100万ドルの夜景を見にビクトリア・ピークの山頂へ------と思いきや、ガイド氏の言うには、これ以上登ってもかえって霧が濃くなってよく見えないだろうから、この辺で、と中腹で止まってしまった。それでも眺めは最高!「東洋のホタルかご」の名にふさわしい美しさであった。

2120分、ホテルに帰着。シャワーを浴び、テレビを寸見した後、2230分就寝。

 

 

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