コミージャス

 

本ツアーも8日目を迎え、いよいよ佳境に入ってきました。9時30分、サンティヤーナ・デル・マルのホテルを後に海岸沿いに西進すること約11キロ(20)、コミージャスの町に着きました。

ここは、かつてアルフォンソ2世がここに滞在することを慣わしとし、今も夏場には多くの観光客が集まるリゾート地として有名なところとか。

まずは、小高い丘の上に建つ法王庁大学の要塞のような堂々たる建物がその存在を誇示するかのように建っており、近づいてみると、正面入口の門の上にここが法王庁立大学であることを示す立派な紋章が目に留まりました。

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次いで訪れたところは、かつてのこの地の領主だったコミージャス侯爵邸

広い敷地内に19世紀末建造のネオ・ゴシック式の大きな屋敷(ソブレジャーノス宮殿)があり、その隣りにはサン・クリストバルという専属の教会がありほか、ガウディの設計による「エル・カプリチョ」(気まぐれ亭)と呼ばれる四阿(あずまや)があり、ガウディ特有の奇妙とも思えるその独特のフォルムが印象的でした。

なお、この「エル・カプリチョ」はこの時はもうレストランになっており、オーナーは日本人、シェフも日本人女性だということでした。

ちょうど昼食時間だったので、我々もここで食事できるのかと期待しましたが、案内されたのは、残念ながら、敷地内に観光客用に新しく造られた別のレストラン(カサル・デル・カストロ)でした。

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