超高速列車(TGV)

7日目の朝、いよいよジュネーブ中央駅からフランスの誇る超高速列車(TGV)に乗り、国境を越えて、一路、パリへと出発です。

TGV(テジェヴェ(仏)、英語ではティー・ジー・ヴイと発音)とは、説明: tgv1「高速列車」《Train à Grande Vitesse》(trainは列車、grandeは大きい、vitesseは速度を意味)の略で、差し詰め日本の新幹線にあたりましょうか。最高速度も300キロだそうです。

一応、国境を越えることになりますが、出国手続きはパスポートを提示するだけで済み、フランス方面への専用ホームである8番線から乗車し、パリに向かいました。

我々の乗った車両は、テーブルを挟み4人掛けのボックスシートで、団体で予約した範囲でどこに座るかはくじ引きで決めました。幸い我々と同年輩の、礼儀正しく物静かなご夫妻と向かい合わせになれ、3時間半の行程を、事前に添乗員が用意した朝食弁当を食しつつ、和気藹々と談笑しながら過ごすことができました。

 

7時51分、ジュネーブ中央駅を出発すると、列車はローヌ川沿いの谷間を説明: tgv2進み、程なくフランス領内へ入り、丘陵地帯を抜け、どんどん速度を上げていく。14年前にも経験しているものの、見慣れた日本の新幹線とは車窓の風景が違うので、新鮮に映り、あっという間の3時間半でした。

到着したパリのリヨン駅はフランスの南部・東部方面の列車が発着するほか、TGV南東線、ローヌ・アルプ線、地中海線の起点でもあり、年間利用者は8300万人で、パリでは3番目に多いとか。

 

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