ロマンチック街道

ローテンブルクの観光を終え、3日目の午前1105分、ロマンチック街道を通り、次の目的地ヴィースへ向かいました。

 

説明: 説明: 説明: 説明: ロマンチック街道ロマンチック街道はドイツの旅行街道の中で最も愛され、よく知られている街道です。長さはヴュルツブルクからフュッセンまでの350km多様な文化的景観の中、マイン川沿いのフランケン地方のブドウ畑を通り、アルプスの山まで続いています。このルートには、印象に残る豪華な建築物が立ち並ぶ古い都市や、現在もなお昔の面影を色濃くとどめている歴史のある街などが多数存在するとともに、愛らしいタウバー渓谷や隕石によりできたリースの真ん中に位置するネルトリンゲン・リース大盆地、絵に描いたように美しいレヒ川沿いの草原、そして終点には有名なメルヘンの城(ノイシュヴァンシュタイン城)があります。

(なお、右図をチェックされますと、赤線部分の詳細図にジャンプします)

 

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ロマンチック街道の名前は、この地を訪れる観光客が、西洋の歴史や芸術、文化の豊富さに魅了され、古い昔に引き戻されるような、そんな印象を受けるところからきています。また、古代ローマ時代に開かれた道路という意味合いもあるようです。いずれにせよ、ロマンチック街道の旅には美しい景色や美味しい食事以上のものがあると言えましょう。

ディンケルスビュール

説明: 説明: 説明: 説明: roman%20road3途中、昼食を兼ね、ディンケルスビュールに途中下車し、散策観光しました。

ディンケルスビュールは、戦災を免れたため、中世の面影をそっくり残す町として貴重な存在です。市壁に囲まれ、中央に大きな教会(聖ゲオルグ教会)を配した広場があり、それを取り巻いて、美しい切妻の木組みの家が、窓に花飾りを一杯に競い合って並んでいる、ここはそんなドイツ中世の典型的な町なのです。

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 バスを降りてすぐに出くわしたガウルワイヘルという小さな池です。市壁のすぐ外側にあり、いい風情を醸し出しています。

 北の入口、ローテンブルク門。1390年に基礎が築かれ、上部の塔はルネッサンス期のもので、内部は牢獄になっています。

 聖ゲオルグ教会。前面に聳えるロマネスク様式の塔の後ろに巨大なゴシック様式の本体部分が続いています。教会の創建は12世紀。

ヴィースの巡礼教会

説明: 説明: 説明: 説明: roman%20road7ディンケルスビュールを後にロマンチック街道を南下すること約3時間半(280km)、フュッセンまであと22kmの地点にあるシュタインガーデンの町を左折し、5kmほど走ると、のどかな牧場風景のなかに忽然と赤い屋根のずんぐりとした建物が見えてきました。これぞ、「ヴィースの奇跡」、「牧場の奇跡」とも呼ばれ、今や世界遺産ともなっているドイツ・ロココ建築様式の最高傑作とされるウィースの巡礼教会です。

 

内部はロココ様式の繊細な装飾の華やかさと壮麗さに満ちあふれ、しばし立ち尽くしてしまったほど。特に祭壇の中央には、身体中を鎖で縛られた木造のキリスト像が印象的で、また天使が描かれた天井画も見応えあるものでした。

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教会内部

祭壇

鎖で縛られたキリスト像

 

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